次の社会と働き方を考えるニュースレター MeThreee[ミースリー]公式。世界のメディアから「時代変化の兆し」を厳選し、毎週月曜配信。読むのに10分、視界が少し変わる。発行人 @shtrym 無料購読・バックナンバーは↓

Tokyo / Kyoto
Joined November 2022
「次の社会」は、いつも小さな兆しから始まる。 MeThreee は、世界のメディアから時代変化のシグナルを厳選するニュースレター。毎週月曜、10分の定点観測。 無料購読はこちら ▶ methreee.substack.com
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弁護士の時給400ドルで、AIを鍛える。 AIの訓練用にデータへ注釈をつける「データ労働 (data work)」に、米国の専門職が流れ込む。MITの経済学者ダニエル・リーは、雇う側が労働の複製をモデルとして持てるようになると読む。 払うのをやめても使える労働が、生まれつつある。
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子どもの見学で、地域の了解を取りつける。 米国でデータセンターへの反発が強まるなか、業界は生徒の見学や学校向けの絵本に力を入れる。地域から事業を続ける了解、「社会的操業許可 (social license to operate)」を保つためだ。 MeThreee #225、配信中。 methreee.substack.com/p/225
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日曜に業務連絡が来る割合が、倍になった。 2023年の6.6%から、昨年は約12%へ。米国の辞書Merriam-Websterは先月、「日曜の怯え (Sunday scaries)」を見出し語に収めた。 週明けは、日曜のうちに始まっている。
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温暖化の責任が、国から企業へ向かう。 米最高裁でコロラド州ボールダーがSuncorとExxonを訴えた裁判を、温暖化と個々の被害の因果を測る「帰属科学 (attribution science)」が支える。1751年以降の排出の3.52%をChevronに帰す試算もある。 精度が上がるほど、名指しは具体的になる。
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中世の欧州人は、真夜中に2時間起きていた。 近代以前の欧州では、日暮れに眠り、夜中に起きて「見張り (the watch)」の時間を過ごし、また眠った。この「二相睡眠 (biphasic sleep)」を消したのは、ガス灯と工場の時間割だった。 一続きの眠りは、自然な形なのか。
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フォロワー1人から、38万人へ。 スイスのOnは、2027年発売のサッカーシューズを完成前から見せている。キリアン・ムバッペが試合で履いた試作品のコードを専用アカウントに入れると、意匠と製造の過程が開く。 売るものが、完成品から作る過程へ移っている。
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短い動画を見る高校生ほど、先が見えない。 中国の研究者が高校生1500人超を調べると、短い動画を見続ける生徒ほど、いまの行動を先の結果に結びつける「未来展望 (future time perspective)」が弱かった。ただ、学業でつまずいた生徒ほど動画に逃げる。 動画は原因か、症状か。
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叔母への返信を、AIに冷ましてもらう。 米国では、縁を切れない相手との文字のやり取りで「感情労働 (emotional labor)」をAIに外注する人が現れた。米アリゾナ州の父親は、元妻への文面を「五つ星ホテルの受付の口調で」とChatGPTに頼んだ。 外注を戒めるセラピスト自身も、使っている。
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学位不要の採用で救われたのは、700人に1人。 ハーバード経営大学院とBurning Glass Instituteの調査で、米国で学位の要件を外すと学位なしの採用は3.5ポイント増えた。だが外した職種が少なく、年7700万件の採用のうち恩恵は約9万7000人だ。 要件を外すことと、採用が変わることは別だった。
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AIは難問を解き、易しい問題で間違える。 業界はこれを「ぎざぎざ (jaggedness)」と呼ぶ。米Johns Hopkinsが乳房の画像診断にAIを加えると、誰でも分かる腫瘤を見落とし、人の目に追えない歪みを拾った。 どこで外れるかを、前もって読めない。
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週5日出社しても、会議は画面越し。 経済学者のナタリア・エマニュエルとエマ・ハリントンは、これを「オフィス内リモートワーク (in-office remote work)」と呼ぶ。コロナ禍で米国企業のチームが散ったからだ。 通勤で得られるのは、背景の違いだけなのか。
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女性は、小さな男性ではない。 靴業界は女性用を「縮めてピンクにする (shrink it and pink it)」で済ませてきた。木型と金型に数十万ドルかかるからだ。だが女性向け競技用シューズの売上は、男性向けの倍のペースで伸びる。 MeThreee #224、配信中。 methreee.substack.com/p/224
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旅先を、景色ではなく「物語」で選ぶ。 Airbnbは、土地の伝承や裏話で旅先を選ぶ米国のZ世代の旅を「ロア・トリッピング (lore-tripping)」と名づけた。怪人モスマンの伝説で知られる米ウェストバージニア州の町には、博物館まである。 旅の値打ちは、持ち帰れる話の奇妙さで決まるのか。
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米国の知識労働者の74%が、日曜も働く。 Owl Labsの調査で、2割はほぼ丸一日だ。Z世代では76%が日曜によく働く。回答者の6割は、AIで1日にこなす仕事量はむしろ増えたと言う。 AIが空けた時間に、仕事が流れ込んでいる。
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週休2日が生まれて、100年。 1926年9月、ヘンリー・フォードが米国の工場労働者に与えたのが始まりだ。24時間放送から在宅勤務まで、その境界は少しずつ崩れた。書き手は、週末を守るより平日に週末を持ち込めと説く。 工場の時間割から生まれた区切りは、まだ有効なのか。
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ナースコールを止めたら、入院が半日縮んだ。 英国のロイヤル・コーンウォール病院は2023年、産後の病棟で1日100回以上鳴っていたナースコールを止め、担当者の端末に静かに届く方式にした。看護師が受けるアラームの最大9割は処置を要しない。 静けさは、医療の設備になるのか。
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「機内でネットがつながらなくて」が使えなくなる。 衛星通信Starlinkが航空各社に広がり、速くて無料の機内Wi-Fiが当たり前になった。静かな客室でZoom会議を始める乗客も現れ、米議会には機内の音声通話を禁じる法案が出た。 つながらない時間は、規則で確保するものになった。
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Infosysの新卒採用、8万5000人から1万2000人へ。 インドは2000年問題の修正を大量に請け負い、「世界のバックオフィス」になった。その中心だった定型のコード作成やテストを、いまAIが安くこなす。利益率は上がっても、人は雇わない。 西洋の仕事を請けて豊かになる道は、まだ通れるのか。
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同僚を信頼する人、73%で過去最低。 Edelmanの28か国調査で、同僚を信頼する働き手は2年前の82%から73%に減った。直属の上司への信頼は79%から72%、CEOへの信頼は70%から66%に下がった。 いちばん近い相手から、信頼が崩れている。
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機械だけで、人をクビにできなくなる。 米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は9月30日、懲戒や解雇を機械だけで決める「ロボ上司 (robo bosses)」を禁じる法に署名した。ただし配車の運転手は、独立した請負人として対象外だ。 最も長く機械に管理されてきた人が、法の外に残った。
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